趣味の話 #2○○好きが突き当たる壁 「おすすめは?」
こんにちは。
ウサミです。
何かを始めたとき特有の無限のモチベーションが湧いているので、思いついたことをどんどん書こうと思います。
はじめた瞬間だけめっちゃ更新してそっからなんもないみたいにならないようにしたいです。
今回の記事、タイトルは一見わけわかんないですかね。
何が言いたいかって言うと、「○○好きを公言していると、”それに疎い人”とどう立ち向かうべきか」の悩みってあると思うんですってことなんです。
映画好きの方はある程度共感していただけると思うんですが、それこそ自己紹介とかで「映画好き」を公言すると、
「へえ~映画好きなんだ!
じゃあなんかおすすめの映画教えてよ!」
という質問に対峙することがあります。
これって映画好きとしての腕の見せ所であると同時に、結構コワくないですか?
やっぱりサービス精神的で、相手に面白かった!!と思ってほしいじゃないですか。
でも同時に結構プレッシャーだったりするんですね。
・面白くない映画を勧めてしまおうものなら「死ぬ」
・センス無いとは思われたくない
・でもかといってめっちゃマイナーなのを紹介して「あ、こいつ知識ひけらかしたいだけなんやな」と思われたくない
・ていうかそもそもお前観る気あるか?ホンマにお勧めした奴観るんやろな?という気になる
正直なところ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とかが最高に面白いからそれでいいんだけど、
「えっ?それ知ってるけど?」
みたいな感じで気まずくなるのも厄介。
でも、質問してくる人に罪はありません。
やっぱり社交辞令的にそう聞くのは自然だし、多くの方は本当に素直に「映画詳しい人がおすすめする映画ははずれないだろう!」と思って質問してくれているはずだと思います。
だって、僕だってグルメを公言している人には「美味しいお店教えて!」っていうし、ギター好きな人には「なんか弾いてみてよ」っといいますからね。
関東人が関西人に対して「関西人なんだ!じゃあ面白いこと言ってよ」という地獄落としの禁術を行ってくるのも自然。
つまり、その道に精通した人に対して、それを確認できるようなことを求めるモノなんですね。映画好きの場合、それが「おすすめの映画は?」なわけです。
となると、そう聞かれたときにどう立ち回るか、を考えるべきだな、なんて思ったんですね。
というわけで、そういった「おすすめは?」への対策を考えてみました。
・とりあえず、一番好きなものを言う
これは「一番好きなのはこれかな」とお勧めしちゃうんですね。
そうすると相手に対しても悪い印象を与えないと思います。やっぱり一番好きなものを教えてくれると嬉しいですもんね。
しかし、リスクとしては「一番好き=価値観そのもの」みたいな式が成立しうるので、相手のお気に召さなかったら「死に」ます。
僕なんかだと『ファイト・クラブ』とか大好きなんですが、映画興味ない人に対して、いきなりお勧めする映画か?と言うと、ちょっと微妙じゃないでしょうか。
その相手が女性だったりしたら、この人野蛮な人なんじゃないの?とか思われうる。
一番好きな映画かあ・・・
新垣結衣の『恋空』、かな。
なんていったら、相手は慌てふためくことだと思います。
ティーン映画好きの青春野郎と思われるか、「映画を突き詰めすぎて一周回ってその辺に落ち着いた」超映画詳しい人と思われるかでしょう。
・めちゃくちゃ無難で有名な奴を言う
先述した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』しかり、結局一番有名で安定して面白いのが良いっていいう理論はあります。
むしろ、知識がありそうな人にそういう有名どころの名前を出されると、一層の安心感を覚えたりもしますよね。
「いろいろあるけど、『ジュラシック・パーク』とかやっぱり超おもしろいよ」
「いろいろあるけど、「名もなき詩」あたりが最高かなあ」
この二言は、もう僕が幾度となく言ったセリフですね。テンプレなので、脳内で再生ボタンを押すだけで意識がなくても言えます。
・相手のステータスを加味していう
例えば相手が女性ならヒューマンドラマや恋愛、男性ならアクション映画やSFだったりとか、相手が年上なら、年下なら、など、相手のステータスを加味してお勧めするというものです。
多分いちばんこれが安定しそうですね。デメリットとしては相手に媚びてる感じが出てしまう恐れがあることですね。
時に、先輩も後輩もいてかつ男女もばらばらの場所で「おすすめの映画は?」と聞かれることがあります。
年上にも年下にもはまり、なおかつ男性が観ても女性が観ても楽しめる映画・・・?
難易度が跳ね上がりますね。
『プラネット・テラー』とかいかがでしょう。
とまあいろいろ書いては来ましたが、書きながらに思ったのは
「正直オススメ聞いてくる人もそこまで考えてない」
ということです。
心から「おすすめしたい」という気持ちと、空気を多少は読む能力さえあればこの壁は乗り越えられるよっていうことに気が付けました。
別の記事で「おすすめしやすい映画」に関して紹介できればと思います。